#えむけーろぐ

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高専志望の中学生向けパンフレットの激ヤバポエムについて

高専志望の中学生向けパンフレットに載っている激ヤバポエムについて。

今年の5月末くらいに、担任のshigyo先生から中学生に苫小牧高専を紹介するパンフレットに、「先輩からのメッセージ」を書いてほしいとのお願いがあった。僕は後輩たちに偉そうな事を言えるような優秀な学生では無かったけど、まぁそういえば5年間クラス委員長をやっていたような気もするし、人生で1回くらいはワカモノに熱いポエムを届けて気持ちよくなるのも良いかと思って承諾し、意識高めの激ヤバポエムを書いて提出した。

こういう書き物に限らず、ブログでもメールでも、長めの文章ならなんでもそうだけど、意識が高い時に書いたポエムって二度と読みたくなくなる。なんというか、心の奥がくすぐられるというか、下唇を噛み締めたくなるというか、下手すりゃ死にたくもなる。

が、こういうパンフレットは毎年更新されるもので、来年度分は一個下の後輩のポエムに差し替えられるはず(ぱくとまくんとかみおちゃんあたりが書くのだろうか?)であり、このまま古紙回収コーナーに行くのももったいないので、ここに貼り付けておこうと思う。

読んで意識が高まればそれはそれで良い事だし、読んで爆笑してもいいし、来年度書く誰かが参考にしても良いであろう。それでは聞いて下さい。「先輩からのメッセージ」原文ママです。

 情報科学・工学系では、現代社会に欠かせない情報技術についてその基礎と応用を学び、手を動かしてものをつくる経験を積むことによって、実践的な技術や考え方を身に付けます。
 低学年では国語や社会、数学や物理など一般科目、そしてプログラミングや論理回路、電子工学など工学の基礎となる科目を学びます。高学年になると、データベースやネットワーク、ソフトウェア工学、コンピュータアーキテクチャやCGなどより高度な専門科目を学びます。
 実験や演習を通して、手を動かしてものをつくる経験を積めるのも高専の大きな特徴です。実験は2年生から始まり、自分で考え、手を動かし、問題を解決する能力を養います。つくって終わりではなく、原理や実験の結果、そして「なぜその結果が出たのか」「その結果から得られるのはどんなことか」を考察しレポートにまとめることによって、自分の頭で考える練習をするとともに、技術文書を書く訓練をします。
 専門科目を多く学ぶ高専でも、「社会系科目は勉強しなくてもいいや」という考えは禁物です。数学や物理、そして専門科目が重要なのは確かですが、だからといって国語や社会などを軽視して良いわけではありません。5年間で専門科目を学ぶとともに、幅広い教養を身につけ、1人の人間として社会をどう捉え、どう生きていくべきかを考えるようにしましょう。
 情報科学・工学系で、この豊かで便利な現代社会を情報技術という観点から支える技術者を目指しましょう。 

改めて読んでみると、えらく壮大なブーメランを投げたなぁという感想である。胸の奥がくすぐられるような気持ち。でもまぁ、ウソを書いたつもりはないので、もしこの記事を見た未来の高専生がいれば、がんばってほしいなと思います。

僕はというと、あと2年間は高専生活を延長するので、1人の人間として社会をどう捉え、どう生きていくべきかを考えるようにしたいと思います。